故きを温めて

 

 突然、過去記事のアクセスが増えていました。驚きです。

 6年前にもなる記事のようなので、医療環境もちょっと今の状況とは違ってきていると思います。もちろん、私の働く環境も大きく変わっています。

 それよりも何よりも、随分勢いだけで思うままに書いていたんだなあと、青臭さ漂う文章に恥ずかしい思いもあります。タイムカプセルを開けたときのような感覚は体験したことがありませんが、こんな気分なのでしょう。

 続けてさえいれば、古い記事に簡単にアクセスできてしまう。これがブログの弱点でもあり、よいところでもあるのでしょう。残しておいてよかったと思います。

 過去記事が誰かのことを著しく傷つけたりしていないことを祈ります。まあ、今はちょっと違うよね、と笑って読んでいただければ幸いです。

 

 久しぶりにワークショップで汗を流してきました。EBMのワークショップです。

 医療もEBMも一人で取り組んでいると孤独な作業になりますので、たまにこうした勉強会や交流の場を催すことは意義があるのではないかと感じました。また、新しい取り組みについても同僚たちと情報交換でき、ちょっと気分転換にもなりました。

 エビデンスをどう医療の実践に役立てるか(あるいは役立てないのか)、この問題をさらに追究していきたいと、気持ちを新たにしたところです。

 これから書いたり話したりする機会が多くなり、ちょっと時間マネージメントが心配ですが、少しずつ前へ進めていきたいと思います。

 

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2019 地域医療ジャーナル