訪問診療に使用する「往診カバン」が少し古くなってきました。往診用として販売されていたカバンでしたが、やや大きく使いにくいところがありました。
新調するにあたって、もっと使いやすいカバンはないかだろうか?ということで、Google検索してみました。
人気の無印派
松村医院の松村真司さんのコラムです。
(3) 往診バッグ:二子玉川の無印良品で買いました。軽くてたくさんものが入るので重宝しています。
往診カバンの中身を詳しく紹介されていますが、こうした情報はとても役立ちます。
無印良品のビジネスバッグでしょうか。往診専用のカバンより、安くて丈夫で使いやすいのかもしれません。
なるほど、参考にしたいと思います。
在宅医療のモノ語り
もうひとつはこちら。つるかめ診療所の鶴岡優子さんの連載「在宅医療モノ語り」から。
医学書院/週刊医学界新聞(第2927号 2011年05月09日)
私はある診療所で使われている往診鞄で,通称“クロ”です。「MUJI」という有名ブランド出身で,3900円で売られていました。
なんと、こちらも無印良品ですね。使いやすくて人気なのでしょうか?
ここはお店をチェックしたいところです。
しかし、この連載記事、すごいですね。お恥ずかしながら、今日はじめて知りました。最初から順番に読んでいきたいです。
鶴岡優子さんの往診カバンの中身研究 *1 というのも、ちょっと惹かれるテーマです。
やはりビジネスバッグが主流?
さらに検索したところ、こちらにたどり着きました。地域包括ケアセンターいぶきの畑野さんのウェブサイトです。
旅行用バッグは14000円程度です。医療用の往診カバンは3万円以上するので、旅行用バッグ の方が安くて使いやすいと思います。なにせポケットの数が多い。肩から背負えます。
やはり往診専用カバンではなく、バーマスのブリーフケースを使っているようです。紹介されていたカバンは、偶然にも私用で使ったことがありますが、とても使いやすくて丈夫でした。(最後はジッパーが壊れてしまいましたが。)
こちらだと思われます。

60133 BERMAS FUNCTION(バーマス ファンクション) ブリーフ39 2層EX 78301
- 出版社/メーカー: BERMAS(バーマス)
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
カバンの中身も全部紹介されており、どんな物品を配備しているのかたいへん参考になります。
ちなみに、地域包括ケアセンターいぶきの畑野さんのウェブサイト「いぶき地域と健康・福祉のまちづくり」は伊吹山の美しい写真がたくさんあり、和みます。こちらも合わせてどうぞ。
「いぶき地域と健康・福祉のまちづくり」
地域包括ケアセンターいぶき (by hatabo)hataboのセミオフィシャルなケアセンターいぶきHP
地域包括ケアセンターいぶきトップ
往診カバン、その後
さて、その後日談です。
無印良品のブリーフケースにしようと、ルミネに向かったところ、バーゲンでお店が混雑中。(たまたまルミネのバーゲン最終日だったようです。)
店内をみていたら、収納力や形(A4縦ファイルやノートパソコンがすっぽり入る)がちょうどよいビジネストート *2 を発見。
持ち歩くものが多いので収容力重視ですが、軽くて丈夫そうです。少し使ってみることにしました。
問題といえばアンプルなどの薬品入れでしょうか。
これまでは往診用バッグだったため専用付属品がありました。ビジネスバッグの場合、どのように工夫して持ち歩いているのでしょうか?
さらに知りたいところです。
※ 2016-02-03 過去記事を統合・一部修正しました。
*1:報告書一覧【公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団】
*2:廃盤になったようです。残念。