正月にホームレス(路上生活者)の健康相談をしましたが、山谷地区でもホームレスが大幅に減ってきているとのこと。ホームレスも高齢化し、生活保護を受給される方が多くなっているとのこと。
実際にはどのくらい減っているのでしょうか。調べてみました。
東京都福祉保健局 ホームレス対策
ホームレスの現状
23区内のホームレス数は、平成11年度の5,800人をピークに以後漸減傾向にあります。平成22年8月調査では対前年比598人減の約1,900人となりました。
23区内のホームレスは1,900人
23区内ではピークが5,800人ですから、約3割程度になっていることになります。全国でも約11,000人と減少傾向となっているようです。
「ホームレス問題は、ホームレス自身の個人的要因に加え、景気の低迷、地域コミュニティの希薄化などの社会的要因が絡み合って生じたものであり、問題の解決には福祉・就労・住宅・保健・医療などの分野にわたって総合的に取り組むことが必要です。」とあります。
各種対策が奏功しているとは思いますが、高齢化という人口動態の変化はここにも伺えるようです。