Forbes.com記事「医師不足という“病気”の危機的状況を憂える」が日経BP netにて紹介されていました。米国の内科開業医の声ですが、日本での医師不足問題に対しても貴重な示唆をもたらすと思われ、一部を抜粋しながらご紹介します。
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医師不足という“病気”の危機的状況を憂える
原文タイトル:The Doctor Drought
原文掲載サイト:www.forbes.com
著者名:Marc Siegel
原文公開日時:2009年12月4日
お医者さんがいなくなれば、困るのは患者だ。
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家庭医の危機感
「お医者さんがいなくなれば、困るのは患者だ。」というほどですから、米国も医師不足は深刻なのでしょうか。プライマリケア医が不足している地域は全国で6080カ所、6500万人が暮らしているということですが、われわれと同じような問題も抱えているようです。
米国ではプライマリケアに携わる医師が減少するという予測があるようです。若手医師にとって「金になる治療方法をマスターする」という点では、家庭医のキャリアは確かに不利な印象を与えるのかもしれません。
このまま減少を続けると、プライマリケアの現場が米国ではすでに制度として根づいているNPに取って代わられるのではないか、という危機感があるようです。
2010年4月6日引用削除