また糖尿病のコントロールに関する論文です。論文未入手のため、abstructのみの情報です。
Aguilar D, Bozkurt B, Ramasubbu K, Deswal A.
J Am Coll Cardiol. 2009 Jul 28;54(5):422-8.
- 心不全のある糖尿病患者(退役軍人5815人)について
- HbA1cは
- 死亡や心不全による入院の予後因子となるか
- 予後、retrospective cohort
- 結果
2年間で死亡率は
Q1 (HbA1C < or =6.4%) 25%
Q2 (6.4% < HbA1c < or =7.1%) 23%
Q3 (7.1% < HbA1c < or =7.8%) 17.7%
Q4 (7.8% < HbA1c < or =9.0%) 22.5%
Q5 (HbA1c >9.0%) 23.2%
交絡因子で調整するとQ3が最も低率だった。
Q1と比較してリスク調整ハザード比:0.73
(95%信頼区間0.61 to 0.88, p = 0.001)
心不全での入院については、
Q1: 13.3%, Q2: 13.1%, Q3: 15.5%, Q4: 16.4%, and Q5: 18.2%
調整すると関連は有意ではなかった。
コホート研究でもやはり、HbA1cは下げすぎてもよくないという結果でした。