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医師確保へ官学連携 県と神戸大、「地域医療」研究へ 兵庫
兵庫県立柏原病院(兵庫県丹波市)の医師不足問題を受け、県と神戸大学は10日、医師確保などを目的とした「地域医療連携推進事業に関する協定」を結んだ。両者は今後、地域医療が抱える問題を解消するための共同研究も進める。
県によると、神戸大は同協定に基づいて内科医2人が柏原病院で外来診療するほか、医師の勤務環境、患者や診療内容の地域的特徴などを研究する。一方、県は行政職員を神戸大に派遣し、「特命教授」として医療行政を研究させたり医師に地域医療の重要性を教えたりする。
県と神戸大はこれまでも、公立豊岡病院(豊岡市)でのへき地医療研究事業を05年度に始め、08年度からは医師を大学病院と公立病院に順番に勤務させる「循環型人材育成プログラム」に取り組んできた。しかし、医師の労働環境悪化や現場スタッフとの連携がうまくいかないなどの問題点が浮上したため、地域医療の診療環境の改善に取り組むことにした。
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やはりただ人材を動かすだけのしくみは失敗します。大学病院と地域の公立病院では提供している医療が異なるということを認識すべきでしょう。
地域医療の診療環境改善のための研究、期待したいです。