ADHD 360国際調査

 

 イーライリリーからADHDの国際調査の結果が発表されています。
------------------------------------------------------------
世界9カ国・保護者と医師を対象にした“ADHD 360国際調査”
http://www.news2u.net/NRR200945725.html

 日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)は、ADHDをもつ子ども達がより良い生活を送るための課題、またADHD児を支援する保護者と医療現場の連携はうまく取れているのか、といった問題を探ることを目的に、保護者・医師の立場の違いによる考え方の比較、および国際比較する『ADHD 360国際調査』を、世界精神保健連盟(WFMH)と協力し、日本を含む世界9カ国で実施致しました。
 その結果、日本国内の保護者と医師では、「成長の過程で心配な点」や、「診療に対する希望と実際」において、また同じ保護者であっても、国内外では「子どもの症状コントロールのために行うこと」、「子どもの将来を心配する状況」において、それぞれギャップが生じていました。
 日本国内では治療・支援体制に手詰まり感を抱いており、保護者はADHD児の将来を案じて「診療」に治療のプランやゴールなど、より多くを望んでいる傾向が示唆されました。
------------------------------------------------------------
 医師と保護者のギャップが明らかになっている調査です。ADHD児が将来自立し、社会で生活することが「かなり心配」な保護者、日本67% 国外24%とのこと。国際比較により日本の問題提起がなされています。

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2019 地域医療ジャーナル