「心配だから悪くなる前に病院にかかろうと思って」
決まり文句で受診が繰り返される、夜間の軽症患者さん。いわゆるコンビニ受診には、本当に困っています。
Wikipediaから。
コンビニ受診とは、一般的に外来診療をしていない休日や夜間の時間帯に、救急外来を受診される緊急性のない軽症患者の行動のこと。
本来、救急患者受け入れのため待機しているのですが、「薬が切れたから」「ちょっと診てもらいたいから」「心配だから」という理由で多くの方が受診され、当直医は疲弊しています。医療崩壊の一因になっているとも言われています。
実は多くの場合、翌日に対応しても結果が同じまたは翌日対応した方がよかった、というケースです。「すぐに病院へ」が最善ではありません。
コンビニ受診の真の恐怖
軽症でも安易に救急外来「コンビニ受診」減らそう
救急車の不適正使用も後を絶ちません。
来月から横浜市では「横浜市救急条例」が施行され、新たな救急システムが稼働します。「受信時トリアージ」など、全国に先駆けた取り組みが注目されています。
119番ガイドブック~上手な救急車の呼び方
あなたの時間外受診のために、大切な医療資源が使われます。
受診する前に、救急車を呼ぶ前に、よく考えてみましょう。
本当に、今すぐでなくてはならないのか。