皮膚科からの紹介でSCC高値の精査を依頼されました。皮膚疾患があり治療中でしたが、難治性のため腫瘍マーカーを検査、SCCのみ軽度上昇がみられたようでした。
久しぶりにROSの出番がやってきました!
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2593dir/n2593_21.htm
ROS本領発揮!といきたいところですが、ことごとく陰性所見ばかり・・・。空しさを感じながら唯一の便秘について精査を勧めたところ、
「大腸内視鏡検査だけは死んでもやりたくありません。」とキッパリ。 さぞつらい経験でもあったのでしょう。
あてもなく悪性腫瘍スクリーニング検査を進めることになってしまいました。腫瘍マーカーとは罪な検査ですね。決して癌かどうかがわかる検査ではなく、癌の迷いが出てしまう検査です。