こんな研究を真面目にしている人もいるんですね。最近のCMAJに掲載された学術論文です。
CMAJ. 2008 Jan 29;178(3):289-95. Breast size and risk of type 2 diabetes mellitus.
Ray JG, Mohllajee AP, van Dam RM, Michels KB.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18227448
- 女性(92106名)
- 20歳時のブラのカップが大きい人は
- 小さい人に比べて
- 糖尿病の発症が多いか
- 予後、コホート研究
結果
88万6443人年の観察で1844例の新規糖尿病発症
ハザード比(95%信頼区間)は、bra cup size ≤ Aを1とすると、
B cup 2.30 (1.99–2.66)
C cup 4.32 (3.71–5.04)
≥ D cup 4.99 (4.12–6.05)
初経年齢、出産回数、活動性、喫煙、食事、サプリメント使用状況、糖尿病の家族歴、BMIで補正すると、
B cup 1.37 (1.18–1.59)
C cup 1.80(1.53- 2.11)
≥ D cup 1.64 (1.34–2.01)
看護師を対象としたコホート研究です。結果を臨床に生かすのは難しいですが・・・問診で聞くわけにもいきませんし。