かぜ薬で効果が証明された数少ない研究が最近発表されました。ウクライナの第III相試験です。
Explore (NY). 2007 Nov-Dec;3(6):573-84. Efficacy of a pelargonium sidoides preparation in patients with the common cold: a randomized, double blind, placebo-controlled clinical trial. Lizogub VG, Riley DS, Heger M. PMID: 18005909
- かぜ(common cold)の患者に
- Pelargonium sidoidesを投与すると、
- Placebo(偽薬)に比べて、
- 治療1-5日後の症状スコア(SSID)が改善するか
- 治療に関するRCT(ランダム化比較試験)
結果:かぜの患者103人が対象。SSIDが有意差をもって治療群の症状改善がみられた。
ペラルゴニウム シドイデス(フウロソウ科ペラルゴニウム属) という生薬のようです。