2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

情報は多いほうがいいのか?

情報は多いほうがいい医療が提供できるのか? 現在取り組んでいる質的研究や最近出会った人から投げかけれた言葉が、ひっかかってぐるぐる回っています。 医療は科学や医学を理論的背景としたサービスである、という前提に立てば、厳密な科学性(科学的根拠…

さよなら、ダーゼン

1968年以来、たくさんの人に使われてきたダーゼン。年間67億円の販売実績です。 なぜこんなに使われるのか疑問でしたが、ついに有効性検証を断念です。------------------------------------------------------------YOMIURI ONLINEたん切り薬ダーゼン自主回…

感情に基づく医療(EBM)

「感情に基づく医療」はオリジナルのつもりでしたが、Googleで1件検索されました。------------------------------------------------------------NPO法人:キャンサーネットジャパン<公式ブログ>We Are Always Beside You. (Itsumo Anata no Sobani).2つ…

地域医療Twitterニュース創刊!

Twitterの医療ネタを集めて新聞形式で1日2回発刊(朝刊、夕刊)することにしました。もちろん無料です。------------------------------------------------------------地域医療Twitterニュースhttp://paper.li/bycomet/1297700214------------------------…

EBMを勉強したい人に

EBMのバイブル的テキスト、「Evidence-based medicine」改訂第4版が出版されています。5年ぶりの改訂です。興味のある方はぜひ、ご一読を。 Evidence-Based Medicine: How to Practice and Teach it posted with amazlet at 11.02.15 Sharon E. Straus MD Pa…

インフルエンザによく効く薬はありますか?

ある市の広報の原稿依頼を受けたのですが、ボツになってしまいました。「現状で行われている治療と異なるため混乱をきたす」という配慮からということでしたが、一部修正の上、ここで掲載したいと思います。 実は、このような扱いを受けることは、「なぜか…

五十嵐の10の軸

われわれ地域医療の業界には「五十嵐の10の軸」という指針があります。自治医科大学地域医療学前教授の故五十嵐正紘さんが編さんしたものですが、総合医療や家庭医療の分野では、いちど深く味わっておいたほうがよい指針です。 「総合医療の基本要素」という…

ビスフォスフォネート系薬剤と顎骨壊死

骨粗しょう症で用いられる内服薬のビスフォスフォネート系薬剤。商品名では、ダイドロネル、フォサマック、ボナロン、アクトネル、ベネットなど。よく処方される薬ですので、内服しておられる方も多いのではないでしょうか。 この手の薬を飲んでいる人が歯科…

日本の専門医数

日本には現在、どれほどの専門医が登録されているのでしょうか。調べてみました。 日本専門医制評価・認定機構のウェブサイトで公開されています。------------------------------------------------------------日本専門医制評価・認定機構I.基本領域の学…

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2019 地域医療ジャーナル