2010-01-01から1年間の記事一覧
アートディレクターの寄藤文平さん。JT「大人たばこ養成講座」や「家でやろう。」など、駅や電車内など、どこかでみなさんも絵を目にしたことあるはずです。yPadposted with amazlet at 10.12.30寄藤文平 朝日新聞出版 売り上げランキング: 2814Amazon.co.…
ツイッターを利用しているためか、最近やや更新が億劫になりがちですが・・・これまでの投稿数をまとめてみました。 例年、右肩下がりの傾向になっています。もう少し気軽に投稿してみたいと思います・・・。 ページビューは順調に増えてきています。(こち…
死の2年前以内に人は痛みをどれほど経験するのか、ということを調べた、2010年の観察研究です。 ------------------------------------------------------------ Smith AK, Cenzer IS, Knight SJ, Puntillo KA, Widera E, Williams BA, Boscardin WJ, Covins…
独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」では、がんに関するいろいろな情報が公開されています。------------------------------------------------------------がん情報サービス一般の方へhttp://ganjoho.jp/public/inde…
水痘(みずぼうそう)が流行しています。水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染によりおこる病気です。ウイルス感染症で自然治癒が期待できますが、抗ウイルス薬のアシクロビルが処方されることもあります。このアシクロビルの効果はどれほどでなのでしょ…
このブログも始めて3年を過ぎました。(2007年12月2日開設です。効果が証明されたかぜ薬 - 地域医療日誌 by COMET) こんなに続くとは思っていませんでしたが、これも訪問していただいている読者のみなさまのおかげと感謝しております。 ネタは湧き出してく…
米国政府のAHRQ(Agency for Healthcare Research and Quality、医療品質研究調査機構)では、予防サービスに関するさまざまなデータベースや資料を公開しています。------------------------------------------------------------Prevention & Care Managem…
臨床医の疑問86にこたえ、エビデンスを経験に基づいた薬の使い方のコツとポイントをまとめた、「薬の疑問Q&A」が羊土社から出版されました。 単にエビデンスがあるかないか、ということではなく、エビデンスを利用しながらどう診療を進めていくか、具体的な…
頭痛薬を頻繁に服用することによって、さらに頭痛が引き起こされてしまうことがあります。薬剤乱用頭痛(medication-overuse headache, MOH)といわれています。 こんな研究がありましたので、ご紹介します。抄録から。-------------------------------------…
「頭痛がしたので、すぐに血圧を測ったんですが・・・。」「血圧が高いので、頭が痛いんです。」よく外来で耳にするフレーズです。本当に頭痛と血圧は関連があるのでしょうか。 24時間血圧計によって、その疑問を解決する研究がありました。----------------…
どんどん増えていく医療費。2008年度の国民医療費が発表されています。------------------------------------------------------------47News国民医療費は過去最高34・8兆 08年度分厚生労働省は24日、08年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に…
厚生労働省から、石綿ばく露作業による労災認定等事業所が本日公表されています。報道関係者に向けた資料としてウェブサイトで公開されています。 明日、あさってのみ、特別電話相談が設置されます。電話番号:03-3595-3402、午前10時から午後5時まで。---…
「みずぼうそうって2回かかることはあるんですか?」 以前、水痘にはかかったことがあるという。昨日から、全身に水疱が多数みられるとのことで受診されました。典型的な水痘です。 水痘は終生免疫を獲得するとされていましたが、再発例は時々みられます。調…
「さらば、厚労省」を読みました。 さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか? posted with amazlet at 10.11.19 村重 直子 講談社 売り上げランキング: 4244 Amazon.co.jp で詳細を見る ちぐはぐな医療政策、法改正、通達。医療現場の混乱を招…
ひさびさに体調不良に苦しめられています。副鼻腔炎になっているようです。少しブログを書く元気が出てきました。 医療は誰のものか - 地域医療日誌 by COMETにつづきます。 映画「ロレンツォのオイル」を観ました。 副腎白質ジストロフィーという難病におか…
ブックマーク紹介です。 もし、あなたのお子さんが「入院ですね」と言われたら。このウェブサイトが役立つかもしれません。------------------------------------------------------------こどもの入院 応援ページ病気になっちゃったこどもとその家族を応援…
エビデンスに基づく診療ガイド「in the clinic」が米国内科学会雑誌Annals of Internal Medicineのウェブサイトで公開されています。ブックマークしてみました。------------------------------------------------------------in the clinic In the Clinic …
CBニュース(Livedoorニュース)からのブックマークです。------------------------------------------------------------ 厚生労働省が発表した「無医地区等調査・無歯科医地区等調査」の概況によると、近くに医療機関のない「無医地区」は2009年10月末現在…
初期診療において、胸痛はよくみられる症状のひとつです。狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患に出会う頻度は少ないですが、見逃すと予後に大きな影響があるため、いかに除外していくか、いろいろと工夫されてきました。 今回は2010年に発表された論文をご紹介…
普段、感染症の流行状況を把握するには、感染症の発症数を数えるという方法で行われています。 ところが最近は、感染症がどれだけ話題になっているかで流行状況を予測しようという、「間接的な」方法がいくつかあるようです。------------------------------…
ブログからやや遠ざかっているようです・・・。日常診療で疑問が生じた際の私の対応が、少し変化してきているためかもしれません。その場メモ、あとで検索 病院勤務では、病棟、救急、外来、検査など、院内を大きく移動しながら業務をこなしていきます。そ…
ある朝、出勤途中の満員電車で、白杖の男性と乗り合わせました。席を譲ると、礼を言いながら、さっと、まるで目が見えているかのように杖を折りたたんで座りました。 視覚障害により、研ぎ澄まされる知覚、感性。目をつぶってみると、今まで耳に入っていな…
コホート研究(Fass, 2005年) システマティック・レビュー(Johnson, 2010年) 逆流性食道炎で治療している女性に聞かれました。 「普段、どんな注意をしたらよいのですか?」 調べてみたところ、炭酸飲料(carbonated soft drink)が影響するという研究があ…
「そろそろ生理が来なくなって・・・ついに先月止まったんです。」 外来でそんな場面がありました。ご自分の症状がそのせい(更年期障害)ではないか、ということで話されたのですが、閉経は50歳前後の女性が経験する頻度の高い健康問題のひとつでしょう。 …
日本循環器学会のウェブサイトでは、学会の関与している46のガイドラインが無料公開されています。(会員登録も不要です。)------------------------------------------------------------日本循環器学会循環器病の診断と治療に関するガイドライン 学会の…
科学社会学と開かれた医療 - 地域医療日誌 by COMETにつづきます。 さて、もう一冊の本はこちらです。科学社会学の一分野、科学技術社会論(Science, Technology and Society, STS)入門ともいえる一冊をご紹介します。 科学は誰のものか―社会の側から問い直…
科学(医学)はどこへ向かっているのでしょうか。これからご紹介する2冊の本を読んで、いろいろ考えさせられています。うまく文章に整理できるかどうか・・・。 たまたま同時期に手にした本でしたが、どちらも「科学社会学」の領域に関連するものでした。科…
ついにこのブログもさきほど月間1万ページビュー達成しました!! 2007年12月に開設し、もうすぐ3年10ヵ月。これまで続けられているのも、アクセスしてくださるみなさまのお陰です。たくさんの方に読んでいただき、感謝いたします。 これからも、どうぞよろ…
気がついたら、月間1万ページビュー目前。いつの間にか、たくさんの方に読んでいただいているようで、驚きです。ありがとうございます。 ここで、ホットなネタは一休み・・・。 以前、論文を探して保存していたストックから、ひとつ読んでみました。--------…
最近の健康診断やメタボ健診では、体重やBMI、腹囲測定など、肥満根絶のための医療が展開されています。 これはもちろん、科学的根拠に基づくもの、だったのですよね?肥満の人には病気が多い、ということと、減量すると病気がへる、ということは全く別のこ…