2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
過去記事から PubMed検索で 最近、他院で糖尿病と診断され治療を受けている女性が、精査目的で紹介されてきました。HbA1c 12%、血糖値400mg/dL、とのことでした。 「ワインが糖尿病にいいとネットに書いてあって、飲もうと思っているんですけど、どうでしょ…
数年ぶりに褥創診療を行いました。感染・壊死・ポケット形成がある褥創でした。すでにポケットは切開されており、浸出液があふれ、ガーゼが当てられていました。 ここはラップ療法の出番ですね!有名な鳥谷部さんのホームページです。http://www.geocities.j…
こんなwebsiteもあるんですね。http://medipedia.jp/Web医学辞典メディペディアへようこそ!!この医学辞典は日本中の医師・歯科医師の知恵を結集して、自由に執筆でき、無料で利用できる電子医学辞典を創ろう!というアイディアが結実したものです。このア…
胃内視鏡検査で多発性の胃十二指腸潰瘍(H1期)が見つかった中年男性。検査後の結果説明で外来にまわってきました。ピロリ菌の関与が疑われましたが、内視鏡検査時に行う迅速ウレアーゼ検査は行われてませんでした。 本日から治療を開始したいですが、治療を…
地域医療ドミノ倒し真っ直中です。 また2次輪番病院が2つ消えました。消えた当番日を少ない医師で穴埋めするしかありません。 周囲の大きな医療機関からも、入院患者が搬送されてきます。 院内の医師は疲弊し、ジリジリと兵糧攻めにあっているようです。 い…
医療従事者にとっては深刻な問題です。対策が必要と思いますが・・・院内暴力・暴言:病院の5割被害 「対応マニュアルあり」2割--全日本病院協会調査 医師や看護師ら病院職員が患者とその家族から身体的・精神的暴力を受けたことがある病院が、全国で5…
衝撃的な論文が発表されました。医師を対象としたコホート研究です。Am J Clin Nutr. 2008 Apr;87(4):964-9.Egg consumption in relation to cardiovascular disease and mortality: the Physicians' Health Study.Djoussé L, Gaziano JM.http://www.ncbi.nl…
毎日新聞の社説から 政府の医療費抑制策に国民は一定の理解を示したが、実行されてみると、さまざまな問題が表面化した。医療費抑制のしわ寄せは病院経営や勤務医にのしかかった。 加速する医療崩壊の実情をみると、医療費抑制はもはや限界に達したと言わざ…
家庭医の心房細動診療に役立つ本が出版されています。早速、今日から実践してみます。心房細動に出会ったら山下武志 (著)価格:¥3,570 (税込)単行本(ソフトカバー): 156ページ出版社: メディカルサイエンス社; 初版版 (2008/3/25)言語 日本語ISBN-10: 4…
後方座席のシートベルトが死亡率を左右しているかもしれません。Lancet. 2002 Jan 5;359(9300):43-4.Mortality of front-seat occupants attributable to unbelted rear-seat passengers in car crashes.Ichikawa M, Nakahara S, Wakai S.http://www.ncbi.nl…
細菌性髄膜炎の方がいました。かぜだと思って様子をみていたところ頭痛がひどくなり、救急受診。幸い肺炎球菌による細菌性髄膜炎の診断が迅速にでき、治療開始しました。60歳代でcompromised hostのため死亡率は34%でしたが、なんとかもちこたえております。…
診断支援ツールでしょうか?無料で使えます。信頼性はわかりません。お試しください。http://www.medgle.com/?language=english
厚生労働省はこのほど、「安心と希望の医療確保ビジョン」会議を開き、地域医療に取り組む3人の院長から意見を聞いた。席上、舛添要一厚生労働相は地域医療の在り方について、ネットワークや連携を重視する考えを改めて強調し、「医療について国の形を変える…
佐藤元美さんの健康増進外来のセルフチェック表が公開されています。http://www.echna.ne.jp/~fmh/topix/nhk.html健康増進外来はこちら。http://www.echna.ne.jp/~fmh/kenkouzousingairai/kennkouzousin.html藤沢町民病院http://www.echna.ne.jp/~fmh/
敗血症患者が次々に発生しました。腹腔感染症、細菌性髄膜炎、肺炎からDIC。なかなか忙しいですね。疲れて医局に帰ってくると、「敗血症には、有効性が確認された免疫グロブリン製剤を!」と宣伝するMRさん。どうだったけなあ。敗血症の治療について、調べて…
新年度がはじまりました。新体制にはいろいろ混乱も発生しますが、新しい気づきも生まれます。これまでを見直してみる、いい機会かもしれません。これまでの局所麻酔剤は効果が出るまで時間がかかりすぎて、例えば小児の静脈穿刺などでは現実的ではありませ…