地域医療日誌 by COMET

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空気の違いを意識する

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  まとめて整理してみます。

 

 空気の違いを意識する―そらプロジェクト - 地域医療日誌 by COMETでは、

  • 排気ガスの個人曝露(推計)が多くなると、学童期の喘息発症が増える可能性がある
ということがわかりました。

  また、そらプロジェクトでは大気汚染の原因物質である微小粒子状物質PM2.5も計測されており、
  • 幹線道路沿いでは、PM2.5はやや高い濃度となっている
ことが報告されています。

  それでは、大気汚染物質は外出時にマスクをして対策していればよいのでしょうか?

  居住内PM2.5と喘息発症の関連 - 地域医療日誌 by COMETでは、
  • PM2.5の居住内への流入が多いと喘息発症が多い

という指摘があることを、ご紹介しました。

  たいへん気になる結果です。一般的な住宅では、どの程度入り込んでしまうものでしょうか。住宅事情との関連はもう少し、調べてみたいと思います。

喘息が多い地域は?


  東京都には、大気汚染医療費助成制度があります。都独自の制度として、大気汚染の影響を受けると推定される疾病(気管支ぜん息等)にかかった方が一定の要件を満たす場合に、医療費の助成が受けられるものです。
東京都福祉保健局
大気汚染医療費助成制度
  東京都は認定患者数を区市町村単位で公表しています。このデータを利用して、助成を受けている人がどの地域に多いのかを確認してみることにしました。

  公表されているのは平成24年3月31日現在のデータです。人口は平成24年1月1日現在のデータを用いています。
大気汚染医療費助成認定患者数
  認定患者数は急増しているようです。なぜでしょうか・・・。

  やはり人口密集地域である23区内が多いのでしょうか?それが、意外な結果になっていました・・・。


東京では西高東低


 第1位 国立市

 第2位 国分寺市

 第3位 小平市

 
  意外にも西高東低で、23区内は少ないという結果になっています。国立市は千代田区の2.9倍人口の1.3%が喘息の認定を受けていることになります。

  なぜこのような地域間格差が生じているのか、気になるところです。認定の多い地域には、なにか特徴があるのでしょうか?

  地図を眺めながら、少し考えてみたいと思います。

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