医療情報サービスは進化したか?

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  久しぶりの投稿になってしまいました・・・。普段の仕事とブログ、中長期的にどのように関わっていくか模索中です。

  みなさんは、「医療情報サービス」と聞けばどのようなサービスをイメージするでしょうか。

  ちょっとGoogle検索してみましょう。

  トップはおなじみ、「Minds医療情報サービス」。診療ガイドラインが閲覧できる有用なサイトです。公益財団法人日本医療機能評価機構が運営していますが、厚生労働省委託事業:EBM(根拠に基づく医療)普及推進事業により公開されているサイトです。

Minds医療情報サービス

  一般の方が病気について調べる際にも有用な情報源になるでしょう。


  次の検索結果は、美容整形・整形手術についての無料相談、群馬県広域災害・救急医療情報サービス、かながわ医療情報検索サービス、とつづきます。

  これらは主に医療機関の情報収集を目的としたもののようです。

  さらに医療従事者向けのサイトも上位に検索されてきます。HIS 株式会社北海道医療情報サービス、医療関連情報提供 - スズケン、救急医療情報サービス一覧:インフルエンザ情報サービス、などが見つかります。

  個人的には、最新の臨床研究に基づく医学的知見を調べられるサービスを期待して検索するのですが、なかなかそのような情報はなく、医療機関に関する一般的な情報提供がほとんどのようです。

  他に注目すべきは、図書館の情報源が上位に検索されていることです。このあたりはどんな医療情報を提供しているのでしょうか?

健康・医療情報サービス - 東京都立図書館
健康の維持・向上のため、また病気や薬などについて調べたいとき、御自身で医療関連資料・情報を調べ、必要な情報を得られるようお手伝いいたします。

  図書館では、ご自身で調べられるようにお手伝いする、というスタンスで、ブックリストや館内で使用できるデータベースを紹介しています。
  やはり、都立中央図書館に行かなかれば調べるのは難しそうです。

埼玉県立図書館/健康・医療情報サービス
健康・医療情報コーナーのご案内  県立図書館では、健康・医療情報については常に最新の情報にあたり、ご自身で複数の情報源を比較して判断することが大切と考えます。

  ごもっともです。図書館の役割を明確に示しているようです。「資料・情報の提供のみ」「医療上の判断やアドバイスは行いません」「特定の資料や医療機関、治療法をお勧めすることはありません」「ご自身で健康・医療についての知識を深めたり、医師や医療機関と相談する材料としてご利用ください」

  図書館については、館内ガイドの延長となっており、あくまでも自分で調べることのお手伝いをするまでの役割となっているようです。

  また情報提供が治療のアドバイスや特定の治療を推奨することに直結する可能性があることについては、慎重にならざるを得ないと思います。

  ということで、医療情報サービスを進化させるには、未だにいろいろと難しい問題が横たわっているようです。

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