情報発信の迷いの中で

 
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  情報発信のあり方について、少し考えています。

情報保護は閉鎖性につながる

  伝えやすい情報だけ伝えればいい、伝えにくい情報は隠していればいい。そのような態度が医療の閉鎖性を育んできた側面はないでしょうか。

  情報の保護が重要ですが、過剰に保護することで失われるものがあります。医療の情報保護と閉鎖性は表裏一体。どちらも重要な問題ですが、同じような問題であるように思えます。両立は難しいことなのでしょう。

  医療従事者や医療産業に関わる人にとって伝えやすい情報、受け手である消費者が受け入れやすい情報だけを伝えてきた、という責任はきっと免れないでしょう。そのような情報はなぜか伝播しやすく、「情報規制」など制度上の問題も伴いながらも、情報の伝わり方には不公平さ(偏り)があるのではないかと感じます。

どこから発信するか

  情報発信の方法についても考えさせられます。ツイッターフェイスブックが汎用される中、情報発信の方法はこれからも変化していくのでしょうか。

  あくまでも発信方法はどのようなツールを利用して発信するか、という過ぎず、発信する態度自体が問われているように思います。

  情報の伝え方には一定の配慮が必要かもしれませんが、萎縮することなくいろいろなチャンネルを利用しながら、「開かれた医療」へ向けて、これからも重要だと思う医療情報は発信していきたいと思います。


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