ブルフェン、妊娠後期は禁忌

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  使用上の注意が改訂されています。以下のウェブサイトをご参照ください。

PMDA 医薬品医療機器総合機構
使用上の注意の改訂指示 > 平成24年度指示分(掲載日時 平成24年4月24日

  特に下記の頻用薬にはご注意を。一部のみ引用します。

ブルフェンなど
1.「禁忌」に「妊娠後期の婦人」を追記する。
2.「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項に妊娠後期には投与しない旨を追記する。

カロナールなど
「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項に、胎児に動脈管収縮を起こす旨を追記する。
直近3年度の国内副作用症例の集積状況:
動脈管早期閉鎖関連症例 3 例 (うち、因果関係が否定できない症例 3 例)
【死亡 0 例】 
フロモックス小児用細粒、メイアクトMS小児用細粒など
1.「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の「低カルニチン血 症に伴う低血糖」の項に、幼児以外の小児に対する短期間の投 与でも低カルニチン血症に伴う低血糖が発現する旨を追記す る。
2. 「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項に、出生児に低カルニチン血症が発現した報告がある旨を追記する。

  妊婦にはますます、解熱鎮痛剤が使いにくくなりました。

低カルニチン血症による低血糖

  低カルニチン血症?早速調べてみました。Google検索、"I'm Feeling Lucky"結果から。

脂質と血栓の医学
カルニチン  
6.抗生剤による、カルニチン欠乏  
  ピボキシル基を持つ抗生剤(CFPN-PIなど)は、消化管から吸収される際に、代謝を受け、抗菌活性物質と、ピバリン酸に分解される。ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)は、カルニチン抱合を受け、尿中にピバロイルカルニチンとして、排出される。従って、ピボキシル基を持つ抗生剤を長期間投与すると、血清中カルニチンが低下する。  
  ピボキシル基を有する抗生剤(メイアクト、フロモックス、トミロンなど)を、通常量で、4~5日間服薬すると、血清遊離カルニチン(濃度)は、30~40%低下し、低カルニチン血症を来たすと言う。血清遊離カルニチンは、抗生剤の投与を中止すると、約2週間で、正常化する。低カルニチン血症により、脂肪酸酸化障害が起こると、低血糖により、痙攣、意識障害を来たすおそれがある。

  ピボキシル基、ピバリン酸、カルニチン抱合・・・・。難しいですが・・・そもそも、フロモックスやメイアクトを小児に処方することはほとんどありませんので、影響はありませんが・・・日本でよく使われている薬ですので、注意が必要ですね。

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