費用対効果を真剣に考えよ

 
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  英国のNICEが産経新聞で紹介されています。

  NICEとは英国立医療技術評価機構(National Institute for Health and Clinical Excellence)のこと。診療ガイドライン、診療の標準化、国内データベースなどを通して、医療・予防サービスの向上をはかるための国営機関です。

  ウェブサイトはこちら。
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Welcome to the National Institute for Health and Clinical Excellence
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   英国のように自己負担額ゼロではないにしても、日本も公費を使って医療サービスを提供している以上、費用対効果をよく検討していただきたいです。

  新しい治療や診断を導入するということは、限られた費用の中から捻出する(どこかを削る)ということでもあり、優先順位の慎重な検討が必要はなずです。しかし、日本の費用対効果を取り扱った学術情報の少なさから、これまではこの問題を棚上げしてきたのではないかと思います。

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承認された薬は保険適用され、安く使用できる。とても良い仕組みで、一つの理想です。ただ、その場合は生じる医療費をすべて負担しなければならない。自己負担の3割は既に限界ですから、保険料か税金を上げるしかない。「保険料がどんなに上がってもかまわない」とするのは、一つの考え方です。しかし、現実には難しい。技術進歩で医療費は増えている。新薬の効果を考える時期に来ていると思います。
(一部引用)
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  医療については、良いものは何でも導入すればいい、という時代は終わりました。新しい医療技術の導入は、費用対効果を明らかにして検討すべきではないでしょうか。

 

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