地域医療日誌 by COMET

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英国のNHSトラスト(1)

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  ケアバンドルは院内死亡率をへらす(1) - 地域医療日誌 by COMETで登場した、英国の医療制度NHSトラスト。一体どんな制度なのでしょうか。


  やはりネット検索です。

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自治体国際化協会 
イギリスの医療制度および医療通訳の現状について 
ロンドン事務所所長補佐 野原 成彦(滋賀県派遣)
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英国の医療制度改革

  英国の医療制度NHSは無料で医療サービスを提供するという理念ですが、GP(家庭医)の予約がなかなかとれない、専門医にかかれない、などの多くの問題をかかえていたようです。

  サッチャー政権下の1990年に保健省の統制下にあった保健サービスを地域ごとに独立させ、NHSトラストという組織がつくられました。トラストとは、病院や地域の医療サービスの運営母体のことを指しているようです。

  さらにブレア政権下で改革が進められ、2000年7月には「NHSプラン2000」という10カ年計画が示されています。NHSサービスはだいぶ改善しているようです。


NHSトラスト

  トラストにはいくつかの種類があるようです。再び自治体国際化協会の引用から。

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急性期トラスト(Acute Trust):通常の総合病院の集合体

初期医療トラスト(Primary Care Trust):地域に根差した一次医療を担っていく一般医などを含めたトラストで、NHS予算の75%を占める。

救急搬送トラスト(Ambulance Trust):救急車などの搬送のみ扱う。

ケアトラスト(Care Trust):新しくできた形態のトラストで、「治療」というよりケアに焦点を当てた保健サービスを提供する。

精神保健トラスト(Mental Health Trust):精神疾患関連は別枠にトラスト形成していることも多い。
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  先日のケアバンドルに関する論文は、North West London Hospirals NHSトラストで調査されたものですが、こちらは総合病院を運営する急性期トラストということになります。

つづく

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