犠牲ではなく継続できる仕組みを

 
スポンサーリンク


  ひきつづき、村上さんです。
------------------------------------------------------------
時代を駆ける:村上智彦/4 瀬棚の実践、検診・予防接種で医療費削減

  <05年9月の3町合併でせたな町が誕生、新町長と考え方が合わずに辞職した。住民から「辞めないで」と署名活動が起きた。署名数は旧瀬棚町の人口の1・7倍に当たる4675人。他の旧2町の住民も署名した>

  (署名は)すごくありがたかった。だけど、住民がおれを追い出す町長を選んだ。だから「署名は新町長に持っていってください」と伝えた。住民には町長を選んだ責任があるんだよ。僕にいてほしいと言うなら、そういう人を選ばなきゃいい。

  僕は住民から「村上じゃなきゃだめだ」と言われちゃいかんと思ってる。自分を犠牲にして24時間、365日働いたという自負があるけど、住民が「前の先生は良かった」と言う地域に、他の人は誰も行きたくない。

  地域の将来を考えると、仕組みを作らなきゃダメだ。「地域医療には継続性が必要」というのは、自治医大で五十嵐正紘先生(故人)から教わったことなんだ。

  そして、地域医療を成功させるカギとして行き着いた結論は「住民が自分のまちに愛着を持つべきだ」ということ。まちへの思い入れさえあれば、何とかなる。
------------------------------------------------------------
(一部抜粋)

  やりがいがあるからといって犠牲に依存した医療では地域医療を継続できません。次の人に残すこと、継続する仕組みを、愛着あるまちづくりをする住民と共に考えていかなくてはならないでしょう。

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2017 地域医療ジャーナル