RS3PE症候群

 
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 救急車で搬送された女性。「膠原病だけど日本語の病名がついてなくて横文字だからよくわからない。ホルモン剤で治療している。」とのこと。主治医に連絡をとり、病名は「RS3PE症候群」と判明。確かに覚えられないかもしれません。いったいどんな病気だったっけ?調べてみました。

  • RS3PE=remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema
  • リウマチ性多発筋痛症(PMR)とよく間違えられる。
  • 50歳以上で、突然関節痛があらわれ、血液検査でリウマチ因子が検出されない。
  • 少量のグルココルチコイド治療で反応し、PMRの亜型と考えられている。

診断基準(McCarty)
(1) 両手の圧痕性浮腫
(2) 多発関節痛の突然発症
(3) 50歳以上
(4) リウマチ因子(RF)陰性

 腫瘍随伴症状ではないかという報告もあるようです。
J Rheumatol. 1999 Jan;26(1):115-20.
Remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema (RS3PE): a form of paraneoplastic polyarthritis?Sibilia J, Friess S, Schaeverbeke T, Maloisel F, Bertin P, Goichot B, Kuntz JL.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9918251

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