細菌性髄膜炎にステロイド

 
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 細菌性髄膜炎の方がいました。かぜだと思って様子をみていたところ頭痛がひどくなり、救急受診。幸い肺炎球菌による細菌性髄膜炎の診断が迅速にでき、治療開始しました。60歳代でcompromised hostのため死亡率は34%でしたが、なんとかもちこたえております。

 細菌性髄膜炎にはステロイド投与を。文献で確認しました。

Cochrane Database Syst Rev. 2007 Jan 24;(1):CD004405.
Cochrane Database Syst Rev. 2003;(3):CD004405.
Corticosteroids for acute bacterial meningitis.
van de Beek D, de Gans J, McIntyre P, Prasad K.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17253505

  • 細菌性髄膜炎の人(小児・成人)に
  • 抗生剤に加えてステロイド投与をすると
  • 抗生剤にプラセボと比較して
  • 死亡率は減るか
  • 治療、メタ分析

結果
成人・小児あわせて、
致死率 相対危険 0.83, 95% CI 0.71 to 0.99
重度の聴力低下 相対危険0.65, 95% CI 0.47 to 0.91
長期の神経学的後遺症 相対危険0.67, 95% CI 0.45 to 1.00

成人では、
死亡率 相対危険0.57, 95% CI 0.40 to 0.81


 死亡率半減ですね。忘れずに使いたいです。

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