敗血症に免疫グロブリン

 
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 敗血症患者が次々に発生しました。腹腔感染症、細菌性髄膜炎、肺炎からDIC。なかなか忙しいですね。疲れて医局に帰ってくると、「敗血症には、有効性が確認された免疫グロブリン製剤を!」と宣伝するMRさん。どうだったけなあ。敗血症の治療について、調べてみました。

Ann Intern Med. 2007 Feb 6;146(3):193-203.
Meta-analysis: intravenous immunoglobulin in critically ill adult patients with sepsis.
Turgeon AF, Hutton B, Fergusson DA, McIntyre L, Tinmouth AA, Cameron DW, Hébert PC.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17283351

結果
20のランダム化比較試験(n=2621)
IVIG投与により全体の死亡率は改善する
リスク比 0.74 [95%信頼区間 0.62 to 0.89]

 効果がありそうですね。
 「この研究の限界」のところに、「これらの研究のほとんどはearly goal-directed therapyやactivated protein C treatmentが行われる前であった」とかかれています。他にいい治療があるのでしょうか。さらに調べてみました。 つづく

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