かぜ薬には効果がない:FDAが勧告

 
スポンサーリンク


 もともとかぜ薬の効果は証明されておらず、有害である可能性があることが指摘されていましたが、ついにFDAで2歳未満には投与しないよう勧告が出ました。2-11歳については結論保留となっていますが、

 
「かぜ薬はかぜを治癒したり有症状期間を短くしないことを理解して使用すること」
とのことです。
http://www.fda.gov/

製薬会社はかぜ薬から大きな利益を得ていると思われますので抵抗が予想されますが、効果がなく害があるものを、まるで効果があるかのように宣伝して利益を得ることは、詐欺行為と紙一重ではないかと思います。 日本の対応はいかに?注目です。

だからといって、かぜをひいたらすぐ病院にかかりましょう、という本末転倒の対応もやめてもらいたいです。ウイルス感染症は治療薬がなく自然治癒する病気です。自然に治る病気に貴重な医療資源をどれだけ浪費しているか。冬期間は軽症対応で医療機関はパンクしています。
日中にかかれないからといって発熱だけで深夜に救急外来を利用する小児がどれだけ多いことか。小児科医が足りないと騒ぐ前に、まだやれることがあるはずです。

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2017 地域医療ジャーナル