伝染性単核症の検査

 
スポンサーリンク


 後頭部の頭痛と発熱で10代の方が受診されました。触診すると後頭リンパ節が腫れていました。頚部にも鼠径部にもリンパ節腫脹がみられ、脾腫もみられました。伝染性単核症が疑われ、血液検査を行うことにしました。
 ところでVCAIgM, IgGやEBNAの感度、特異度はどれほどなのでしょうか。調べてみました。

J Fam Pract. 2006 Sep;55(9):799-802. Clinical inquiries. What test is the best for diagnosing infectious mononucleosis? Bell AT, Fortune B, Sheeler R.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16948964

  • 伝染性単核症が疑われる患者に
  • VCAやEBNAを検査すると
  • 感度・特異度はどれほどか
  • 診断、レビュー
結果
感度 97%(95-99%)
特異度 94%(89-99%)
陽性尤度比 16
陰性尤度比 0.03
コスト $64-232
 VCAやEBNAは伝染性単核症の診断には最も感度が高く、特異度もかなり高いが、最も費用がかかる検査である。

 結局、VCAIgM, IgGともに10倍と高くなっていました。ほぼ確定で良さそうですね。検査結果に時間がかかるのが難点でしょうか。

Community Medicine Toolbox, Copyright © 2003, 2007-2017 地域医療ジャーナル