カンジテック出してください

 
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糖尿病の高齢の方で肺にびまん性の結節影を認め、入院としました。
肺真菌症も可能性があると思い、各種培養検査とともにβDグルカンをオーダー。
そこで、別の医師が「カンジテックも出しておいてください。」

真菌症を疑う場合はカンジテックがよいのでしょうか?βDグルカンの検査特性は?

Clin Infect Dis 2005 Sep 1;41(5):654-9. Epub 2005 Jul 21. Multicenter clinical evaluation of the (1-->3) beta-D-glucan assay as an aid to diagnosis of fungal infections in humans. Ostrosky-Zeichner L; Alexander BD; Kett DH; Vazquez J; Pappas PG; Saeki F; Ketchum PA; Wingard J; Schiff R; Tamura H; Finkelman MA; Rex JH. PMID:16080087


  • 真菌感染症(invasive fungal infections)疑いの方が
  • βDグルカン陽性であれば
  • 真菌感染症を確定できるか
  • 診断
結果
cut off 60pg/mLの場合、感度69.9%、特異度87.1%
cut off 80pg/mLの場合、感度64.4%、特異度92.4%

感度はあまり高くないため、除外には使えませんが、特異度は高く、確定には使えそうです。

カンジテックについてはカンジダ抗原そのものを検出しているわけではない(細胞壁成分とサイトプラスミック抗原?)ため、あまり感度は高くないようです。

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