地域医療日誌 by COMET

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心血管疾患予防・高血圧

コレステロールと血圧、厳しく下げても効果なし

すでに冠動脈疾患があるハイリスクの日本人では、コレステロールや血圧を厳しく下げたほうがよいのか―この疑問を検証した研究が、2011年8月に発表されています。 Kohro T, Yamazaki T, Izumi T, Daida H, Kurabayashi M, Miyauchi K, Tojo T,Nagai R; JCADII…

塩分制限で心血管疾患死亡は減るのか?

2011年7月に塩分制限のコクランレビューが出ましたので、ご紹介します。------------------------------------------------------------Taylor RS, Ashton KE, Moxham T, Hooper L, Ebrahim S. Reduced dietary salt for the prevention of cardiovascular d…

血圧と頭痛は無関係

「頭痛がしたので、すぐに血圧を測ったんですが・・・。」「血圧が高いので、頭が痛いんです。」よく外来で耳にするフレーズです。本当に頭痛と血圧は関連があるのでしょうか。 24時間血圧計によって、その疑問を解決する研究がありました。----------------…

糖尿病のアスピリン一次予防は心血管疾患を減らさない

糖尿病のアスピリン一次予防についてのランダム化比較試験を読んでみました。BMJ. 2008 Oct 16;337:a1840. doi: 10.1136/bmj.a1840.The prevention of progression of arterial disease and diabetes (POPADAD) trial: factorial randomised placebo control…

生活習慣改善で心血管疾患や死亡は減らない

生活習慣改善は心血管疾患や死亡を減らすのか?中国からの論文です。Lancet. 2008 May 24;371(9626):1783-9.The long-term effect of lifestyle interventions to prevent diabetes in the China Da Qing Diabetes Prevention Study: a 20-year follow-up st…

ACEIとARBの併用は効果に差がなく害がふえる

ACEI(アンギオテンシン変換酵素阻害剤)については、15万人規模のランダム化比較試験で心不全やハイリスク糖尿病などに対するものなど、その有効性について立証されてきていますが、ARB(アンギオテンシンレセプター拮抗剤)については、まだ心機能が低下し…

Clopidogrel vs Aspirin

「脳梗塞予防にプラビックスを」 アスピリンより優れているとclopidogrelが宣伝されています。どの程度優れているのでしょうか?調べてみました。2000年のsystematic reviewが今のところ最新です。Stroke. 2000 Jul;31(7):1779-84.Thienopyridines or aspiri…

腹部大動脈瘤スクリーニングは死亡率を減らす

腹部大動脈瘤の超音波スクリーニングについての論文です。診断に関する研究でアウトカムが死亡率で差が出ている(検査するだけで死亡が減る)ものは少なく、貴重な論文のひとつです。Ann Intern Med. 2007 May 15;146(10):699-706.A sustained mortality ben…

COPE=1イベントを予防するための費用

いつも気になっていたことがACPジャーナルクラブに載っていました。ACP J Club. 2008 Jan-Feb;148(1):A08. Adding cost to NNT: the COPE statistic (Editorial).Maharaj R.http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18170986 NNT(治療必要数)とは、一人のイベ…

知っててよいことと知らなくてよいこと-頭部MRIの偶発所見

精査すればするほど、知らなくてよかったことまで見つかってしまいます。無症候性脳梗塞はよくみられる偶発所見ですが、いったいどれくらいあるのでしょうか?N Engl J Med. 2007 Nov 1;357(18):1821-8. Incidental findings on brain MRI in the general po…

β遮断薬は悪い選択か?

30歳代の高血圧初診。健診で2年前から指摘されていました。肥満がみられますが、甲状腺刺激ホルモン(TSH)軽度低下以外に明らかな二次性高血圧の徴候はみられません。心血管疾患の既往歴や標的臓器障害、危険因子もありません。 収縮期血圧が200mmHg以上で…

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