心血管疾患

初期診療で冠動脈疾患を除外する効果的な方法

初期診療において、胸痛はよくみられる症状のひとつです。狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患に出会う頻度は少ないですが、見逃すと予後に大きな影響があるため、いかに除外していくか、いろいろと工夫されてきました。 今回は2010年に発表された論文をご紹介…

ARBは軽症心不全で死亡・入院を減らさない

心不全の過半数を占める駆出率 45%以上の軽症心不全に対する第6のアンギオテンシン受容体阻害剤(ARB)、irbesartanの効果を検証した論文です。N Engl J Med. 2008 Nov 11.Irbesartan in Patients with Heart Failure and Preserved Ejection Fraction.Massie …

PGE1の長期的効果は明らかでない

下肢の末梢動脈疾患(PAD)に対して、プロスタグランジン製剤(PGE1)は効果があるのでしょうか。Ann Intern Med. 1999 Mar 2;130(5):412-21.Prostanoids for chronic critical leg ischemia. A randomized, controlled, open-label trial with prostaglandin E1…

心房細動にレートコントロールでもよい

心房細動にリズムコントロールかレートコントロールか?ランダム化比較試験が出ています。N Engl J Med. 2008 Jun 19;358(25):2667-77.Rhythm control versus rate control for atrial fibrillation and heart failure.Roy D, Talajic M, Nattel S, Wyse DG,…

Clopidogrel vs Aspirin

「脳梗塞予防にプラビックスを」 アスピリンより優れているとclopidogrelが宣伝されています。どの程度優れているのでしょうか?調べてみました。2000年のsystematic reviewが今のところ最新です。Stroke. 2000 Jul;31(7):1779-84.Thienopyridines or aspiri…

トロポニンT陽性は必ず心筋梗塞か

労作時の前胸部痛のため救急搬送されてきた30歳代男性。発症から1時間以上経過していましたが、救急車到着時には胸痛もなくなり落ち着いていました。心電図上明らかなST変化(心筋虚血変化)なし。心臓超音波検査でも心筋壁運動障害はみられませんでした。 …

S3、S4は心不全の診断に有用か

高血圧症の患者さんの聴診で心音のS3、S4が聴取されました。病歴・身体診察上、他に明らかな心不全徴候がありませんでしたが、心不全の可能性はどれほど高まるのでしょうか?JAMA. 2005 May 11;293(18):2238-44. Association between phonocardiographic thi…

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