これまでのいくつかの研究では、ITT解析(割付した通りに解析すること)がなされていませんでした。
また、市販ヨーグルトは細菌数が十分でなかったり、腸内で生存できるかどうか証明されていないようです。そこで、細菌が腸内で生存できることが確かめられている「バイオヨーグルト」を使って追試したようです。
British Journal of General Practice 2007. 57(545);953-959. Does eating yogurt prevent antibiotic-associated diarrhoea? A placebo-controlled randomised controlled trial in general practice. Conway S, Hart A, Clark A, Harvey I
http://www.ingentaconnect.com/content/rcgp/bjgp/2007/00000057/00000545/art00006
- ひとつの家庭医の診療所を受診し、1週間以上の抗生剤投与が必要とされた人(1歳以上)に
- ヨーグルト150mlを抗生剤開始と同時に12日間(バイオヨーグルトまたは市販ヨーグルト)摂取すると
- ヨーグルトを摂取しないのと比べて
- 抗生剤開始後12日以内の下痢の発症は減るか
- 治療、ランダム化比較試験
バイオヨーグルト 9/131(7%)
市販ヨーグルト 13/118(11%)
ヨーグルトなし 17/120(14%)
統計学的有意差なしp=0.20
バイオヨーグルトは少しよさそうでしたが、有意な差を検出できなかったようです。
それにしても、市販ヨーグルトの細菌は腸内で生存しているかどうかわからないとは・・・驚きました。もう少し調べてみたいです。
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